卒業生インタビュー
社会人として必要な
体力・精神力を養い成果を活かせる
PROFILE
環境情報学部 環境情報学科 2012年度卒業飯田 惣也
本学に入ったきっかけ
環境問題の「今」を学びたいと思い都市大に進学しました。教授陣は各分野の第一線にて、実際の現場の問題解決にあたられている方ばかりですので、「高度な専門性」に加え「実践的なスキル」を身につけられることも進学の決め手となりました。また、海外研修などの実践的な教育プログラムが豊富であること、キャンパスの学生数が大規模大学と比較して多くないので、学生と大学との距離が近く手厚い指導を受けられることも魅力でした。
どのように学生生活を過ごしてきたか
何事も現場に足を運び、そこで感じ、考える学生生活を過ごしました。本学主催の「オーストラリア熱帯雨林復元プログラム」では、現地研究員との活動を通じ経済発展と環境保護を両立させることの難しさを痛感しました。研究室に所属してからは、LCA(ライフサイクルアセスメント)と呼ばれる環境評価手法を用いて企業各社と共同研究を実施したり、多くの企業人と交流したりし、また国内外の学会に参加して研究成果を発表することで、自ずと判断力や行動力を養いました。
大学で得た経験、現在役に立っていると思うこと
LCA手法は環境影響を客観的に定量化するので、社会人になった現在も、数値等を示しながら根拠を持って議論するなど、業務に大変役立っています。また、環境分野は法学や経済学、政治学など、多分野の複合体であったため、物事を多面的に捉えることの重要性を学ぶことができ、その力が身についたと実感しています。何より研究活動はハードな生活となりましたが、結果を求めて邁進したことで社会人として必要な体力や精神力を養うことができました。
高校生や後輩に向けてひとこと
都市大ほど特色ある独特な教育プログラムを用意し、また個々の学生の資質を把握し、能力を最大限に引き出してくれる大学はないと思います。自分のやりたいことを好きなだけできるのが大学生の特権です。この貴重で限られた時間を本学で過ごし、自分の将来をイメージしながら密度の濃い大学生活を過ごしてください。その先にある就職についても、就職支援プログラムが充実しているので、在学中に積み重ねた学習や研究の成果を必ず社会で生かすことができます。