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高校生Q&A
私たち在校生が
高校生の質問にお答えします
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- 環境学部はいつできたのですか?
- 本学部の前身である「環境情報学部」の誕生は1997年のことでした(ですから、私たち在校生と同じぐらいの年齢?です!)。21世紀のキーワードである「環境」と「情報」で一歩も二歩も先んじるべく、日本でもいち早く設立された学部です。環境問題が大きく叫ばれるようになる前からその重要性を認識し、ひとづくり・解決策づくりを進めてきました。近年の「環境」と「情報」の両分野の著しい発展に対応するため、2013年に「環境学部」と「メディア情報学部」とに分かれました。学部名として、「環境学部」というそのものズバリの名称を持っている大学は、日本に2つしかないとのこと。環境に真正面から向き合う真剣な姿勢がここにも現れているかなと思います。現在でも1つのキャンパスで「環境」と「情報」の専門分野の先生や学生たちがゆるやかにつながり、補完しながら授業やプロジェクトを展開しています。これも大きな強みだと思います。
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- 4年間、どのように勉強するのですか?
- 最初の2年間は主に、環境問題に限らず、社会に出たときに出会うであろう様々な課題に対応できる基礎力をつけるための「基礎科目」(英語など外国語、体育、心理学入門、情報リテラシー演習など)と、環境問題を理解・解決するための基礎的な力を身につけるための「専門基礎科目」(生態学概論、意思決定論、環境化学、環境法入門、都市環境入門など)を中心に勉強します。そのあと、専門性を身につけるための「学科基盤科目」「学科専門科目」を学びます。環境教育、環境統計学、食料問題と環境、環境コミュニケーション論、環境マーケティング、エネルギーと政策、循環型生産システム、開発協力と環境、環境経済学など、ここでしか学べない科目がいっぱいあります。 3年生になると、研究室に所属して、ゼミ活動が始まります!それぞれのゼミで2年間かけて研究やプロジェクトを進め、卒論を書いて発表します(ドキドキ)。
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- 先生たちはコワイですか?
- 自分たちも入学前は心配でしたが、優しくて面倒見の良い先生たちが多いです。学生に対し、ひとりの人間として尊重して対応してくれると同時に、在学中にできるだけ各人の持って生まれた能力を引き出してあげたい!という熱意を感じます(感じすぎることもあります、笑)。入学してからわかったのは、「この環境分野なら、東京都市大の環境学部の○○先生」と言われる、日本はおろか世界でもトップクラスの研究者・教育者の先生方が何人もいらっしゃる、ということ。国際会議や国際連携プロジェクト、政府や自治体の委員会、企業や産業界へのアドバイスやコンサルティング、講演などで活躍している先生方も多く、そういった現場の話を聞かせてもらったり、同行させてもらったりという、"最先端の生きた勉強“ができるのも、本学部ならではのメリットだなあと思います。こんなにスゴイ先生たちが集結している学部、ほかにはないでしょう!
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- 先生や友達と仲良くなれるか、心配です。
3年からは研究室に入りますから、先生と少人数の学生で毎週ゼミを行います。濃い時間を一緒に過ごしますから、ゼミ仲間と仲良くなったり、先生と親しくなることができますよ。 その心配は入学してしばらくすると、安心に変わります!まず、最初の2年間はクラス担任がつきます。入学後すぐに、クラスに分かれてのガイダンスがあり、1泊2日のフレッシャーズキャンプに出かけます。クラス対抗の運動や飯ごう炊さん、レクリエーションなどの活動を通して、先生を知ったり、友達を作ったりできます。引っ込み思案の人でも、半年ぐらいしたら、それぞれ仲のいい友達ができているんじゃないかなー。担任の先生とは半年ごとにガイダンスがあるほか、いつでも何でも相談することができます。学生支援センターやキャリア支援センター、カウンセリング室などに相談することもできます。
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- キャンパスにはどんな特徴があるのですか?
このキャンパスには、「日本の大学で初めて!」という誇るべき伝統があります。それは、日本の教育機関として初のISO14001(環境マネジメントシステムの認証)を1998年に取得しているのです。ソーラーシステムや氷蓄熱式ヒートポンプ、ペアガラス、雨水利用システムなどが盛り込まれた、“エコキャンパス”を舞台に、環境マネジメントシステムを土台とした活動を継続・展開しています。
また、学生たちが参加するISO学生委員会がたいへん活発であることもステキな特徴です。毎年環境ISOフォーラムを開催したり、エコプロダクツ展に出展したり、対外的にも大きなアピールとなる活動を展開しています。 環境学部のある横浜キャンパスは、横浜市営地下鉄中川駅から徒歩6分ほど、静かな住宅地の一角にある、緑あふれるキャンパスです。他大学から来た人たちから「静かできれい!」とよく言われます。
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- 英語の力を身につけたいのですが。
- "使える英語力“を鍛えるには最適の環境が整っています!基礎科目でレベル別に英語の授業があるだけではなく、環境の授業を英語も使って行う科目もあります。ヤル気のある人には”キャンパス留学“もあります!毎日40分、年間100回、少人数で外国人の先生と英語を喋ることで、確実に英語のコミュニケーション力がアップします。大学の中で受けられるので、外の英会話学校に出かけていかなくても、講義の空き時間や昼休み、放課後サークルやアルバイトに行く前などの時間でOK。"続けやすい”のがメリットです。また、オーストラリアの公立エディスコーワン大学との「東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)」に参加する学生もいます。先方の大学から「本物の留学をしないか」とお誘いがくるほど、めきめきと英語力がつく学生もいますし、参加者のかなりが帰国後のTOEICの点数は格段にアップしています。
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- 学外で勉強することもあるのですか?
また、地元である横浜市や川崎市でのフィールド中心の授業や、最先端のリサイクル工場などに見学に行き、現場の方々と意見交換をする授業もあります。富士山や熊本の集落、タイやネパールの農村、オーストラリアや中国の砂漠などをフィールドに活動している研究室、企業との連携プロジェクトを通して、企業や産業界の現場をフィールドとしている研究室もあります。教室で学ぶ「理論」と現場での「実践」との行ったり来たりは本当に楽しいですし、社会に出たときに役立つ本物の力が身につく!と思います。 これほど「現場での実践力」を重視する大学はあまりないと思います。「座学だけでは、環境問題を理解し、解決していくことはできない」というのが先生方の口癖です。だから、「フィールド教育」に力を入れているんですね。身近なところでは、環境学部のある横浜キャンパスの中に保全林を持っているので、日常的なフィールド演習の現場となっています。
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- 海外での勉強や活動もあるのですか?
大学院生になると、海外で開催される国際学会に参加して発表したり、ネットワークを広げたりする機会もあります。環境問題に国境はありませんから、グローバルな視野での研究や勉強ができるのは大きな強みです。また、海外に出かけなくても、海外からの留学生がいる研究室では日常的に英語+グローバル視野で勉強していますし、環境学部と連携の協定を結んでいるIGES(地球環境戦略研究機関)の研究者の約半分は海外の研究者ですから、学内にいてもグローバルな勉強や活動ができるのも、他にはない特徴の1つです。 「グローバル」というのも、この環境学部の大きな特徴だと思います。ネパールなど、海外でのフィールド演習に出かける研究室もありますし、海外でインターンをする機会もあるんですよ。すごい自信と実績になると思います!
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- 卒業後の就職の状況はどうですか?
1・2年次から自分のキャリアを考えていくための授業やガイダンスがあり、3年になると就活支援のセミナーや業界研究、企業研究などのセミナーが頻繁に開催されます。採用予定のある企業にキャンパスに来てもらって、直接お話を聞いたり、質問したりする機会もたくさんありますし、学部ができて約20年ですから、各界で活躍している卒業生も多く、経験やつながりを提供してくれることも大きな強みです。キャンパスにあるキャリア支援センターの専門スタッフにいつでも相談できますし、人生について(!)迷ったり悩んだりしたときには、担任や研究室の先生もじっくり相談に乗ってくれますよ。 東京都市大は就職率が高いことで知られています(今年度の環境学部の卒業生の就職内定率は約98%でした!)。キャリア志向にあわせたカリキュラム構成や、きめ細やかな就職支援のおかげかなと思います。
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- この学部で学ぶことで、社会でどんな活躍ができるのでしょうか?
また、学部卒だと企業の一般職・総合職に就職する人も多いですが、入社時は「環境部門」への配属でなくても、少したってから、環境学部で学んだことを活かせる部署に移って活躍する人も増えています。「入社後5年して、環境部に移り、大学で学び実践したISOの担当になりました」「旅行会社に就職しましたが、環境のことがわかるので、エコツーリズムやグリーンツリーズムなどの企画ができ、重宝されています」といった先輩方の声を聞くとワクワクします! 卒業後すぐに専門性を活かしている卒業生には、たとえば、自治体の造園職や林業職など、専門職の公務員として活躍している人がいます。日本の森林は荒廃が進むなど大きな課題となっており、この学部で学ぶような森林環境の専門家を必要としているのですね。大学院まで進んで技術者としての力をつけ、環境分野のコンサルティング会社で活躍している人もたくさんいます。
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- サークルなどの課外活動はどうですか?
東京都市大の環境学部の学生は、一生懸命勉強もしますが、身体を動かしたり、楽しむときは楽しんだりできるキャンパスです。大学の行事として、5月には体育祭が行われ、バスケットボールやソフトボール、バレーボール、テニスなど様々な種目で、クラスやサークル、研究室などのチームが対抗戦を楽しみます。6月にはキャンパス最大のイベント「横浜祭」が開催されます。コンサートや模擬店だけでなく、地球環境を考えるきっかけとなる催し物など、環境学部らしいお祭りです。一般の方もたくさん来場されるので、ぜひ遊びに来てください!体育会やサークル活動も盛んです。横浜キャンパスで活動するサークルもたくさんありますし、他キャンパスの学生と一緒に活動できる運動部やサークルなど、主に世田谷キャンパスで行われる活動に参加している学生もたくさんいます。
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- 大学院への進学はどうですか?
- 環境学部の4年間で学んだあと、さらに専門性を極めた研究をしたい、その分野での専門家として社会で活躍できる力を身につけたい、大学院に進む学生も少なくはありません。所属する研究室をベースに、研究を進め、国内外の学会で発表したり、企業や自治体との提携プロジェクトに関わるなど、専門性と実践力を高めていきます。大学院で学んだあと、専門性を活かせる仕事に就く人も、そのまま研究を続けて研究者になる人もいます。目の行き届く規模の大学院だからこそできる、一人ひとりにあわせたきめ細やかな指導が強みです。学びたい人にはトコトン学ぶための機会と指導が待ってます!