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研究室の紹介

少人数での取り組みが
研究目標と意識を高めてくれる。

環境学部

環境創生学科、環境経営システム学科あわせて21研究室があります。環境学部では3年次から全員が研究室に所属し、3年次は事例研究・原書講読、4年次は卒業研究を履修します。授業は少人数のゼミ形式で行われ、指導教員による専門分野のより深い知識の習得や研究指導を受けます。

「研究室ガイドブック」Web版

より詳しく研究室を紹介した冊子
「研究室ガイドブック」をWeb版でご覧いただけます。

研究室一覧環境創生学科

生態環境分野

  • 飯島健太郎研究室応用生態システム

    生態系機能と生物の環境適応能力を応用して地域環境を改善する

    新たな社会資本、グリーンインフラとして、人間社会と生態システムが調和した豊かな環境形成に資する都市空間創出のため、造園学、環境緑地学、生理人類学、公衆衛生学を学の背景として、技術開発研究から計画学的研究を展開します。

    飯島健太郎研究室
  • 横田樹広研究室都市生態計画

    生態系と生態系サービスを基盤としたグリーン・インフラの創生へ、都市生態計画を実践的に研究

    都市の緑の生態系としての価値と社会への価値を評価し、地域に応じた生態系とその機能を活かした持続的な都市の環境計画方法を研究しています。とくに、気候変動やコンパクトシティにむけた都市再編など、これから変化していく都市環境において、順応的かつ戦略的な緑地の保全・創出方法に関する研究を行っています。

    横田樹広研究室
  • 内田圭研究室生物多様性保全学

    人間活動と生物多様性の関係を探求し、生態系管理への情報を提供する

    希少な生物の生態解明から、緑が生み出す機構緩和まで、幅広い興味を持ち研究を進めています。最近は、都市近郊緑地を研究フィールドとして、生物多様性が生み出す多様な機能について興味を持っています。

    内田圭研究室
  • 北村亘研究室保全生態学

    生物多様性を理論と実践から保全する

    生物多様性の減少が近年の重要な環境問題になっています。本研究室では野生生物と人間の軋轢を解消し、持続可能な社会の実現を目指しています。そのために生物多様性を生む機構を明らかにする基礎研究と、生物を保全するための実践研究の両面からのアプローチを行っています。

    北村亘研究室
  • 咸泳植研究室環境化学

    環境汚染の現状を環境化学の視点から解析・予測し、対策を考える

    環境化学の視点から大気・土壌・水系においてフィールド調査と定量分析を行い、環境汚染の現状に対して総合的な解析・予測・対策を行うことを目指しています。そのために、大気の降水、土壌、河川、湖、地下水における汚染物質を持続的にモニタリングし、大気・土壌・水系の生態系全体における汚染物質の挙動を総合的に把握しています。

    咸泳植研究室

都市環境分野

  • 史中超研究室スマート・エコシティ

    人間活動の地球環境への影響を研究

    本研究室は、"安全・安心・快適"な社会を目指すために、産官学連携などの取り込みを取りながら、空間情報を中心とした情報解析技術をはじめ、様々な空間情報サービス(応用)システムの構築、人間活動による地球環境変化のメカニズムの解明などに関して研究・開発を行っています。

    史中超研究室
  • リジャル研究室建築気候・環境適応

    気候風土に適した建築・都市環境に関する研究

    私達は、温熱環境などの観点から、気候風土に適合した建築・都市環境を目指した研究を行っている。具体的なテーマは、国内外の伝統的建築・都市の温熱環境の評価と改善、居住者の熱的快適性と適応(Adaptive thermal comfort)の解明、窓開閉などの適応的行動の分析とエネルギー消費の検討などである。主な研究方法は、現場での実測・申告・観察などである。(Adaptive thermal comfort)の解明、窓開閉などの適応的行動の分析とエネルギー消費の検討などである。主な研究方法は、現場での実測・申告・観察などである。

    リジャル研究室
  • 加用現空研究室建築環境システム

    建築環境・エネルギーコミュニティの研究

    住まいや都市環境において、エネルギー(光・熱)や物質(空気・水)と建築空間の関わりについて理解を深めることは重要です。私たちの意思決定や生活行動は都市のエネルギーシステムに大きく影響し、建築環境とも密接に関係します。世界の多様なコミュニティをフィールドに、未来の建築環境のあり方を研究していきます。

    加用現空研究室
  • 後藤智香子研究室住環境計画・まちづくり

    身近な住環境から持続可能な都市・まちを探究

    住まいと暮らしを取り巻く身近な住環境に関する研究や、まちづくりの実践を通じて、理論と実践両面から持続可能な都市・まちの実現を目指します。都市計画をベースにしつつ、住環境を構成する空間と、人やコミュニティ、生活の営みや様々な活動、社会的な仕組みなどを捉えて、創造的に統合しながらアプローチしています。

    後藤智香子研究室
  • 丹羽由佳理研究室都市環境分析

    快適・安全・サステイナブルな都市環境の構築

    成熟した社会における都市づくりは、「快適」・「安全」・「サステイナブル」という視点が重要です。誰もが使いやすい快適な都市、災害に備えた安全な都市、環境負荷を低減する都市を構築するためには、実態把握と分析が不可欠です。本研究室では、フィールドワークを通して、少子高齢化で生じる都市の不具合や都市の災害耐性について解析しています。

    丹羽由佳理研究室

環境経営システム学科

環境経営分野

  • 岡田公治研究室企業経営システム

    経営施策が業績・環境に及ぼす影響を副作用も含めて研究

    様々な経営施策(開発プロジェクト投資、設備投資等)が企業業績や環境に及ぼす影響を、予期せぬ副作用や二次的効果も含めて研究します。事例調査、仮説創生、コンピュータシミュレーション等を通じて、影響波及メカニズムを探求し、シミュレーション可能な形式で知識化していくことで、企業経営の高度化と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

    岡田公治研究室
  • 木下幸雄研究室アグリフード・システム

    持続可能なアグリフード・システムの構築をめざして

    食料を自ら生産できない「都市的世界」には、「農業的世界」が抱える問題を理解し、解決する役割が求められています。この研究室では、農学をベースとした環境学/経営学の融合という独自のアプローチによって、食関連産業と戦略的に連携する農業経営(フード・バリューチェーン農業)、農業環境公共財(農地・水・生態系など)のマネジメント、官民協働による地域経営について、探究しています。

    >木下幸雄研究室
  • 佐藤剛研究室環境地理学・防災科学

    自然環境と私たちの暮らしの相互関係を時空間的に明らかにする

    本研究室では文理融合の学問である地理学の視点そして考え方を用いて、私たちの生活や社会が抱える課題の解決方法を考察していきます。具体例としては国内外のフィールドにおいて地形の変遷プロセス(とくに“地すべり”)を空間的に理解し、災害発生危険箇所を推定、そしてその結果を防災に活かす研究を進めています。

    佐藤剛研究室
  • 古川柳蔵研究室持続可能なライフスタイル

    ライフスタイル変革を促進する手法とシステムを研究する

    バックキャスト、90歳ヒアリング(戦前の暮らしから学ぶ)、ネイチャーテクノロジー(自然から学ぶ)手法を用いて、持続可能で心豊かなライフスタイルをデザインし、それを実現するための技術、商品、サービス等を開発し、住民、自治体、NPO、企業等と連携して、ライフスタイル変革を促進する手法とシステムを研究します。

    古川柳蔵研究室
  • 大久保寛基研究室生産流通エコシステム

    社会環境の変化に適応でき、生産性の高いモノとサービスの生産流通システムを研究

    製品のライフサイクルを構成する各プロセス(調達・生産・流通・販売・廃棄・リサイクル)と、そのサプライチェーンの生産性を高めるために、社会の環境変化に柔軟に対応できる、生産流通システムの新しい管理技術について研究開発しています。さらに、コンサルティング業務のような知識型サービス業務における管理技法の研究開発も行っている。

    大久保寛基研究室
  • 兵法彩研究室ライフサイクル環境工学

    環境問題解決のための技術や方法をライフサイクル思考に基づいて研究する

    複雑化している環境・社会課題の解決に取り組むためには物事を俯瞰的に捉え、社会変革につながる技術・システムの開発やそれらを評価する方法論の確立が重要となります。ライフサイクルアセスメントは、技術の社会実装における重要な評価手法であり、さまざまな発展・応用が期待されています。

    兵法彩研究室

環境政策分野

  • 佐藤真久研究室環境教育と国際協力

    環境教育・環境倫理・国際教育協力

    2005年から「持続可能な開発のための教育の国連10年(UNDESD)」が始まりました。本研究室では、UNDESDなどの国際的教育イニシアティブと関連づけながら、持続可能な社会の構築にむけて、価値・倫理観を掘り下げ、理論研究と教育実践・社会参加を反復させることによって、「知の獲得のあり方」について考察を深めていくことを目的としています。

    佐藤真久研究室
  • 馬場健司研究室環境ガバナンス

    トランスディシプリナリーな視点をもった環境・エネルギー政策過程の分析

    気候変動リスクが深刻化する現在、持続可能な社会の実現を目指すにはどうすればよいでしょうか。1つの政策を実施しようとすると別の問題が発生するなど、様々な利害対立が起こります。当研究室では、どうすればイノベーティブな政策が創出されるのか、合意をどう形成するのかなどについて、国内外のフィールドで実践的に研究します。

    馬場健司研究室
  • 岡田啓研究室環境・資源管理政策

    環境という希少な資源を世界の人々と効率的に使用する方法を探究

    現代の環境問題は、経済活動、都市活動のすべてが環境問題の発生源となり、社会システム全般と複雑に絡んでいます。この状況下で環境問題を克服し社会を豊かにする環境政策をどのようにとらえ、実施・評価のプロセスをどのように行うべきか、など環境政策に関する研究を実施します。

    岡田啓研究室
  • 古川務研究室環境法政策

    環境問題への望ましい法的、政策的対応を探る

    環境を守るためのルールについて、現状の正しい理解、課題の洗い出し、および望ましい在り方の提言等を行います。対象となるテーマは、大気汚染防止、水質汚濁防止、廃棄物処理・リサイクル、化学物質規制、生物多様性保全、環境影響評価、公共事業問題等さまざまです。

    古川務研究室
  • 森朋子研究室資源循環とシティズンシップ

    持続可能な社会を実現する仕組みづくり・人づくりに関する研究

    今の社会を持続可能な社会に転換(トランジション)するためには、既存のルールを見直したり、新しい仕組みを作ったりすることが求められます。また多様な人と協働して社会に参画しながら行動できる人材を育てることも重要です。当研究室ではトランジションを実現する仕組みや人をどのように創ることができるのかについて、理論と実践の両面から研究します。

    森朋子研究室