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在学生インタビュー

環境問題を考えるための
新しい発見、発想と出逢える大学です

柳田恵杜

PROFILE

環境学部 環境創生学科 3年柳田恵杜

外で遊べなくなるとショックを受けて

元々外で遊ぶ事、自然と触れ合うことが好きでしたが、環境問題を考える事になったのは小学生の頃に訪れた日本科学未来館です。地球温暖化が特集されていて、いまの生活を皆が続けると地球は環境破壊が進み外で遊べなくなると感じて、何とかしようと思ったのが環境学部に入学した理由です。環境問題とともに農学・自然科学にも関わりたかったので、私にとって最良の選択といえます。
ひと口に環境を学ぶといっても、多角的なアプローチができる事が本学の魅力です。「環境」を学ぶうえで様々な講義が揃っていますが、実際に受講した中では「都市プランニング論」が印象に残っています。これは都市環境分野の専門科目で、仮想評価法という分析方法について流れや仕組みを理解する事ができたので良い経験になりました。コロナ禍でオンライン授業が多かったのですが都市プランニング論は対面授業で、教科書で分析方法を学んだ後、グループワークで分析を実践しました。座学だけでなく、実際にアウトプットまですることができ、授業時間の中で理解を深めることができました。

今後起きようとしている災害にまなざしを向けよう

現在はロジスティック回帰分析による土砂災害の被害予測を研究していて、過去の災害履歴なども含めて、地図上に研究データが展開できるようにできればと考えています。配属された史先生の研究室では情報系の研究も行われていて、先輩方も災害・防災の研究を数多くされていました。そこで、今起きている現象や今後起こりうる災害をどうするかを考えるようになり、予測の面からいかに災害を減らしていくのかを研究しようと思いました。
環境破壊、異常気象を無くそうといった思いは持ち続けていますが、災害の予測も自分たちの生活に身近だし役立つかなと考えて防災を選びました。

大学という「環境」を守るサークル活動を

ISO学生委員会に所属しています。大学が環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を受けているので、その認証を維持管理していくために学生が自主的に行動しています。せっかく大学生になったのだから、大学生だから体験できる事がしたかったのです。
ISO14001に携われるのもこの大学ならではの事です。学内の活動ではありますが、広い意味で社会参画ができ、元々思いがあった環境に貢献する活動なので、講義とはまた別の楽しみも気苦労もありますが充実した毎日を過ごしています。

ITを使って環境と向き合う仕事に就きたい

情報系の研究を続けるにつれて、ITを活用した環境関連の仕事ができるのではないかと考えるようになりました。例えば森林伐採を減らそう、無駄なゴミを減らそうと考えた場合、そのためのシステムを電子化するのは今後スタンダードになっていくでしょう。土砂災害の研究や情報系の研究を深める事で、ITと環境を繋ぐ新しい橋が生まれると確信しています。
「いつまでもワクワクしている大人でありたい」が私の信条です。新しい事、自分の知らなかった事、自分にはない発想と出逢うとワクワクします。環境に良い事を実現するためのITエンジニアリングが今現在の私がワクワクしながら目指す仕事です。

大学受験の時間は一生に一度。大切に過ごしてください

高校までは画一したカリキュラムで学んでいるので、それなりに義務感に見舞われたものだと思いますが、大学に入ったら自由度がぐんと増します。もちろん必修科目はありますが、グループワーク、フィールドワークの機会が増えていきます。自分の意思で選んだ研究科目に全身でチャレンジできる事を楽しみにしてください。
いまは大学進学のために多くの時間と労力を勉強に注ぎ込んでいると思います。後から実感が湧く事ですが、大学受験それ自体が他では得られない貴重な体験です。1分1秒を大切に目標に向かってほしいです。

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