第35回国際P2M学会春季研究発表大会を開催しました。
2023年4月22日 (土) に、東京都市大学横浜キャンパスにて、第35回国際P2M学会研究発表大会が開催されました。第35回研究発表大会では大会テーマは「SX (Sustainability Transformation) × DX (Digital Transformation) を支えるP2M」でした。
学会の基調講演として佐藤真久教授が「SX (Sustainability Transformation) の本質と重要性」と題した講演を行いました (上図)。SDGsは、同じ社会の中での諸課題の解決ではなく、現在社会とは異なる社会・個人の変容が前提である点、タグ付け型から相互関連、更には価値共創・統合的問題解決ツールと捉えるべき点、そして、正常性バイアスによる“正しさの衝突”を超えていくことの重要性等、複雑な問題の解決に向けた内容を講演しました。
また、基調講演を受けたパネルディスカッションでは、基調講演者に加え、岡田公治教授がモデレーターを務める形でパネル討論が行われました(図1)。討論では議論が活発に行われ、SX×DXの理解が深まりました。