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環境経営システム学科 大久保研究室活動紹介

研究内容

私は、経営工学を専門分野として、特に、生産流通システムについて研究をしています。研究の大きな目的は、生産・流通の効率化であり、環境面から考えると、資源を無駄なく使えることや、エネルギー使用量を減らせることというメリットがあります。私の研究は、「製造業のようなモノづくりの効率化」と、「サービス業のようなコトづくりの効率化」の2つに分けることができます。それぞれを説明すると以下のようになります。

 

製造業のようなモノづくりの効率化に関する研究

・例えば、車やパソコンを製造する際に、工場内での組み立てや、商品の発送等を効率化すること。

 

サービス業のようなコトづくりの効率化に関する研究

・例えば、小売店ではお客様に商品を買っていただくために、接客等のサービスをしなければ売り上げを伸ばすことができません。そこで、お客様に対してより良いサービスを提供するためのマニュアル作り等を通して課題解決を行っています。

 

どのように効率化を図るのかというと、現場のデータを測定・分析し、改善アイデアを考え、その後、模擬実験やシミュレーションで試すことによって、改善アイデアの有効性を評価するという流れになります。

 

現在着手している研究について

現在着手している研究は主に3つです。

・高齢者福祉施設の送迎問題の改善(同学科の郭教授と連携)

・小売店の業務を標準化し、マニュアル作りを支援する仕組みづくり

・技術営業支援システムの開発(工場の稼働に関する実績データを使用し、顧客との契約交渉をスムーズに行うためのもの)

 

中でも小売店の業務の標準化に関しては、書籍を執筆(分担)しました。

 

ゼミ生の活動

ゼミ生の活動として、年に13回の工場見学を実施しています。

また、ゼミ合宿も毎年行っています。

 

執筆(分担)した書籍