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環境経営システム学科 木村研究室活動紹介

2019年11月の受託研究先の写真(沖縄県)

研究内容について

私には研究の柱が3つあり、①生産工程の改善、②使用済み品の再資源化、③BCP(事業継続計画)とCCP(地域継続計画)の構築に関する研究です。

①に関しては一般企業から受託研究をしており、現在は沖縄と北海道の自動車再資源化業者です。また、受託研究の一部はゼミ生と一緒に研究をしています。

2019年10月のインド・ムンバイ近郊における現地調査

②に関しては大手二輪メーカーから受託研究を行っています。内容としては、日本からの中古二輪車の輸出状況と東南アジアにおける中古二輪車再資源化状況を調べて、資源としてどのような再資源化状態をされているのか、不法投棄等による環境負荷の可能性を現地調査で研究しています。

2019年8月のオープンキャンパスの様子

③に関しては、熊本地震の被災経験から本研究に着手しました。これまでの被災経験(東日本大震災等)を調査して、企業におけるBCPと地域におけるCCPとの連携の可能性を研究しています。

 

ゼミ生の活動

ゼミ生が会社研究を行っています。前期は3・4年生合同、後期は3年生のみで会社研究をしており、後期の3年生のみの会社研究では、2つの班に分かれて研究を行っています。それぞれの班の研究テーマは「地ビールの廃棄物処理の現状と課題」、「FRP船リサイクルの現状と課題」となっています。会社研究のフローは各班でテーマを設定し、研究調査依頼書を作成し、リサーチサイトへのアポイントメントを取ります。そして、現地調査を実施して入手したデータ(情報)から、課題解決を行います。なお、毎年8月のオープンキャンパスでは、前期に行った会社研究の成果を展示・説明しています。次年度も実施しますので、是非お越しください。