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環境経営システム学科 郭研究室活動紹介 

研究内容

循環型生産システムにおいて、人間、企業、環境の特性を考え、企業経営や社会発展に貢献する問いを解決することが郭研究室のコンセプトである。例えばコンビニのお弁当の仕入れや陳列、パンと牛乳の関係、グリーン物流(CO2の少ない配送法)、エコデザイン(ライフサイクルを考えた設計)といった現場の事象から、問題の本質を数理的手法・工学的手法で抽出して、研究を行う。具体的には以下の研究テーマがある。

・セル生産の理論解析と特性分析

・メタアルゴリズムの研究

・データマイニング技術およびそれらの技術を在庫管理へ応用すること

・製品設計とアーキテクチャー理論

・循環型生産システムの設計と構築

ゼミ生がNS物流研究会にて発表したプレゼンテーションの一部の写真

学生のゼミ活動について

例を挙げれば、郭研究室では現在2つの現場プロジェクトが進行している。

 

1 倉庫内の作業効率化

ゼミ生は倉庫を実際に調査し、そこから得られたデータの分析を行い、どのようにしたら効率化を図れるのか具体的な対策(フォークリフトの台数削減、レイアウトを変更する等)を考え、実データによる検証を行なっている。その結果を11月16日に開催されたNS物流研究会において発表した。

 

2 高齢者福祉施設の送迎問題

高齢社会において、より豊かな老後生活を送るための福祉施設が多くなっているため、その送迎業務に焦点を当てて、いかに高齢者の要望を聞き入れながら作業効率を上げる研究をしている。ゼミ生が入居者の方の要望を調査し、どのようにしたら送迎を効率的におこなうことができるのか、データを分析することで、送迎ルートの改善などの効率化を目指している。